ひぐらしのなく頃に業・卒 考察ブログ

2020年放送開始した「ひぐらしのなく頃に」を考察

ひぐらしのなく頃に業 鬼騙し編 考察

ひぐらしのなく頃に業 鬼騙し編 考察

注意:「ひぐらしのなく頃に」を全て理解していない人にとっては、ネタバレ要素が多数含まれています。

 

鬼騙し編考察のポイント

 

まずポイントは、鬼騙し編四のレナのセリフ「お父さんだけは静かに暮らせる」
ここから、原作の罪滅し編と一部同じルートに入ってると考察できる。

 

つまり、レナが、リナと鉄平を殺害したと考えられる
その伏線は、6月22日のレナのセリフにもあった、いわゆる「頑張り物語」からもうかがえる

 

この殺害決行日は恐らく鬼騙し編の第1話6月14日辺り 6月14日だけ、ワンカットのみだったので、可能性はある。もしかすると13日の可能性もアリ。

 

その翌日、15日、圭一は雑誌を発見し、レナに「何でもない」と隠す
ここでレナは圭一に疑いを持ってしまったのだろうか?

 

鬼騙し編 第2話

17日 圭一・レナ・魅音の3人で富竹と会う 圭一は半分冗談で「探偵かスパイ」と言ってしまうが、その時のレナの表情が曇っていた。

 

19日 綿流し 富竹は三四と会うつもりで、約束の場所に向かおうとする 梨花は、富竹の頭を撫でる 梨花は、相手の事を慰める時に頭を撫でるので、これから起こる事を心配していたのだろうか?

 

圭一は、綿を川に流したあと、富竹と三四を見かける。その光景をレナは見ていた。それぞれの配置的に、レナは富竹と三四も見えていたと考えられる。

 

鬼騙し編のストーリーで起こる、鬼隠し編とのズレ

20日 圭一は大石に呼ばれ、車の中で会話 富竹と三四の行方不明を知る。


2人とも行方不明というのが大きなポイント

通常、(原作の)鬼隠し編では、富竹は喉をかきむしって死亡、三四は山の中で焼かれて死亡となってる。
富竹の自転車が放置されていた事、三四の車も放置されていた事 これは、黒幕、三四たちの筋書きなら考えられない。
なぜなら、三四が富竹をやったとしたら、三四の車が放置されている事が不自然。

完璧な隠ぺい工作を行うための実力部隊が居る。(山狗)

でも、富竹も三四も行方不明だった。

 

三四の筋書き通りならば、三四が富竹を薬で殺して、どこかに放置するので、元々のシナリオからズレている事がこの時点で分かる。

再び、ストーリーは鬼隠し編と似る

圭一は大石に話を他言無用と釘を刺されて戻り、皆にはウソを吐いた
その時のレナの後ろ姿に陰りがある

 

21日 昼休みに圭一は「鬼隠し」を聞いてしまう 放課後に大石とエンジェルモートで会話
オヤシロ様の祟り」について知る

 

22日 放課後、圭一はレナに問いただすが、圭一こそ嘘つきではないか、と言われる
レナのセリフから、まさかの「頑張り物語」この話は罪滅し編で喋る事と同じ。

 

レナのセリフから、罪滅ぼし編のストーリーも混ざっているものだと考えられる。

 

実は、レナの父親は、離婚により多額の慰謝料を持っている。

それにかこつけて、リナという女性が近づき、貢がせている。

北条鉄平はリナと知り合いで、美人局を計画。レナの父親からカネをふんだくる計画を立てている。

しかし、その計画をリナがレナにゴミ山で喋って、レナは首を絞められるが、反撃。逆に殴り殺す事になる。(罪滅し編のストーリーより)

その後、レナは鉄平を呼び出し、殺害。遺体をバラバラにして、ゴミ山に隠す計画を練っていた。

 

罪滅し編では、圭一たちがレナの隠ぺい工作を見てしまい、全員で処理するストーリーになる。その後、レナは主に魅音に対して疑いを持ってしまう。

 

そして、鬼騙し編第4話

23日 圭一、寝不足などから体調不良になってしまう。

入江診療所に行くが、山狗?番犬?が大規模な作業をしていた


1人の隊員?が「改装でしばらく休診」と言っていたので、何かしら予定外の事でも起こってしまったのだろうか?

 

元々のシナリオでは、三四が山狗をカネで雇い、雛見沢大災害を引き起こすつもりだったが、三四が行方不明のために「東京」から計画の中止が伝えられて、撤収作業をしていたのだろうか?

 

大本の黒幕「野村」は利用出来たら三四を利用しまくる人物だ。

政党内での派閥争いに利用しようと考えていたが、リスクは出来るだけ取らないよう注意していた。

もし、計画がどこかで崩れるようならば、即座に中止するような人間だ。

(原作、祭囃し編より)

三四が買収していた山狗を従える力も持っているため、後処理くらいは楽勝だろう。

 

梨花は学校に来た圭一を昼休みに呼び出し、圭一の疑心暗鬼を解きほぐそうとした。

 

圭一が帰宅すると、両親不在 夜に電話がかかり、母親はレナに夕食をお願いするよう頼んでおいたと電話で伝えた。
なので、圭一はレナが来た事を不審に思いかけたが、ドアを開けた。
玄関先でレナを抱き締めたのは、「疑って済まなかった」という思いなのか?

 

鬼騙し編で起こったレナの事件

レナが持って来たものは、ロープやノコギリなどなど・・・到底食べられるものではない。

圭一が手伝おうとしたがレナが拒否したので、レナは最初から殺すつもりで家に入ったと考えられる。

 

レナは首を掻いていた。雛見沢症候群L5の疑いアリ。

 

レナのセリフ

「お父さんを守らなくちゃ。家は私が守らなくちゃ。お父さんだけは静かに暮らせる。私は既にオヤシロ様の祟り」
22日での話も含め、レナはリナ・鉄平殺害を決行したのだと考えられる。

 

圭一はレナに数か所キズを負わされたあと、突進してレナを突き飛ばし、レナは後頭部を強打。
その後、レナは起き上がり、圭一を何度も刺したが・・・気付いたら圭一は意識があった。

 

あれだけ包丁でやられて死なない訳が無い 途中で圭一の幻覚になったのだろうか?

 

レナは圭一によって殺された(過剰防衛)のか、首を掻きむしって死んだのか・・・分からない

どちらも可能性あり

 

次のシーンは病院 圭一は首に何故かギプス?をしていた

首の保護のためか?

 

魅音は数日後にお見舞いに その時には首のギプス?が外れていた

 

魅音の口からは「レナは助からなかった」と言われる。

そして、「レナがあんなことになった次の日」と前置きがあって、梨花と紗都子は同じ包丁で首を刺されて死亡してたのを発見・・・との事

 

「同じ包丁」とは、恐らく圭一の家にあった包丁という意味ではなく、「2人とも同じ包丁で」という意味だと思われる。

その方が自然。第三者梨花と紗都子を殺害する動機が見つからない。

もしくは、入江診療所の運営中止で薬の投与が出来なくなったか?

しかし、薬は毎日打ちに行くものではなく、ある程度ストックがあり、紗都子が自分で薬を常用している。

  • たまたま、薬を貰いに行く時期だったのか?
  • そして紗都子が雛見沢症候群L5を発症してしまい、暴れたか?

こういう考察も見たが、紗都子の発症は非常に強い疑心暗鬼になって、暴れるというより極度に怖がってしまうタイプだ。(祟殺し編より)

 

なので私はレナが殺害した可能性を疑った。

 

魅音の口からは「次の日に発見」だったので、レナが圭一の家に行くより先に、2人を殺した可能性も無くはない。

 

梨花が自分の首を包丁で刺す事はするが、梨花が紗都子の首を刺すとは考えづらい。

目明し編より)

つまり他殺の線が濃厚。

23日の昼休みに圭一は梨花に呼び出されていた。それをレナが見ていたとしたら?
レナなら容赦なく殺害する可能性はある。遺体を隠さなかったのは、自分はもう限界だと悟って無意味だと思ったからだろうか?

 

富竹と三四の事件について

レナの疑心暗鬼が強く、富竹も疑っていて、綿流しの夜に三四と居るのを見て、2人とも殺して遺体を隠したとすると?

警察は「行方不明」としか思えないし、入江診療所の撤退もつじつまが合う。

 

あっこは入江が所長だが、三四の力で出来た研究所だ。
元々縮小、廃止の話が出ていたので、三四が消えて使い物にならなくなったために、診療所(研究所)を廃止したと考えても不自然ではない。

 

最後の看護師は、ただの演出か?

最後の看護師「首は痒くないか」は、恐らくただ視聴者を惑わすための演出で、圭一が完全に疑心暗鬼から抜け出してないから、ああ見えただけなのかも・・・?